ニキビの治療薬「ディフェリンゲル」で最も気になる効果と副作用

ニキビの治療薬「ディフェリンゲル」で最も気になる効果と副作用

ディフェリンゲル ニキビ

 

私はニキビ治療でディフェリンゲルを使用し始めてから一年ほどになります。今でこそ副作用はほとんどありませんが、使用当初は副作用に悩まされました(泣)

 

ニキビに関していえば、完全にニキビができないわけではありませんが、以前よりはできにくくなっています。

 

さて、ディフェリンゲルは毛穴のつまりをなくす目的で使用されます。そのため、使用するとほとんどの方に副作用が現れる治療薬です。

 

ディフェリンゲルを使用して間もない方や、これから使用する方が一番心配になるのが、この副作用ですよね?

 

今回は、ディフェリンゲルを使用するにあたって知っておきたい効果や副作用、使用中の注意点について紹介します。

 

(written by 管理人ゆき/30代/敏感肌)

ディフェリンゲルの効果は次の2つ

ディフェリンゲルとは

ディフェリンゲルは、ビタミンA誘導体の一つであるレチノイドに似た働きをするニキビ治療に使用される薬です。レチノイドにはターンオーバーの促進やコラーゲンの生成促進、皮脂の分泌を抑制する効果などがあります。ニキビ治療でのディフェリンゲルの効果は次の通りです。

1:毛穴のつまりをなくしニキビを予防する

ニキビと認識できるようになるのは白ニキビや黒ニキビからです。実は、認識できる前の段階では目には見えないほどの小さな毛穴のつまりがあるのです。この見えない毛穴のつまりを微小面皰と呼び、ディフェリンゲルは微小面皰や炎症前の白ニキビや黒ニキビに作用します。

 

皮膚の表皮は下から順に基底層、有棘層、顆粒層、角層の順に並んでいます。ディフェリンゲルは顆粒層から角層になる細胞を抑制することでニキビの進行を防ぎます。つまり、角層の細胞が固まって毛穴がつまりやすくなるのを防いでいるのです。

2:ニキビの進行を防ぐ

微小面皰の段階で防ぐことができれば白ニキビや黒ニキビになることはありません。また、白ニキビや黒ニキビのうちに進行を防ぐことができれば、炎症性の赤ニキビになるリスクを減らすことができます。

 

注意!赤ニキビ・ニキビ跡には効果なし

既に赤ニキビになっている場合は、ディフェリンゲルだけで治癒させることはできません。また、ニキビ跡には効果がありません。ニキビ跡に一所懸命に塗っても効果はないので注意しましょう!

 

赤ニキビの場合、ニキビの中にはアクネ菌が増殖しています。ディフェリンゲルはアクネ菌に対しては作用しません。炎症を抑えるには抗菌作用のあるものや過酸化ベンゾイル系の外用薬を併用する必要があります。

 

ニキビの治療薬「ディフェリンゲル」で最も気になる効果と副作用

 

私の場合、ディフェリンゲルと併用してクリンダマイシンリン酸エステルゲルという抗菌薬を使用しています。一緒に塗ることによって炎症性ニキビにも対応できるというメリットと共に、ディフェリンゲルの副作用を緩和することもできるそうです。

ディフェリンゲルは副作用が現れることがほとんど

ディフェリンゲルを使用するとほとんどの方に副作用が現れます。最初はニキビを改善したくて皮膚科に行ったはずなのに、自分の顔はどうなるのだろうと、私も不安になりました。

ディフェリンゲルで現れる副作用と期間

角層は外部刺激から肌を守り、水分の蒸発を防ぐバリア機能を果たしています。これにより、ウイルスや細菌の侵入を防いで、肌の潤いを保つことができるのです。しかし、ディフェリンゲルの最大の作用は「顆粒層から角層になる細胞を抑制する」ことです。

 

ディフェリンゲルを使用中は角層の細胞が未熟であるため、バリア機能が低下しています。すると、次のような症状が現れます。

副作用症状
  • 乾燥
  • ヒリヒリ感
  • 皮膚が細かく剥がれる
  • 赤みが強くなる
  • 痒み

中でも乾燥を感じる方が多いです。塗って赤みがあるところは乾燥して皮剥けが起きてきます。しかし、これは捉え方によっては副作用ではなく、ニキビが治るための過程とも言えます。

副作用期間

使い始めてから数日後から2週間以内に現れますが、肌が徐々に慣れてくると副作用も落ち着いてきます。私は赤みや乾燥が現れ、慣れるまでに1ヵ月ほどかかりました。

 

現在も使用していますが、ディフェリンゲルに慣れた今でも乾燥や化粧水をつけてヒリヒリすることがあります。季節によっては副作用がひどくなることもあり、医師に相談をしてから使用頻度を変えています。そうすることで、無理なく続けることができています。

自己判断で中止しない

副作用が約1ヵ月と長いため、ディフェリンゲルがストレスになることもあります。赤くてカサカサな顔、更にはニキビのある顔を見るのは正直つらいです。

 

塗る側にとってはとても長く感じますが、1ヵ月はまだじっくりディフェリンゲルと肌が向き合う期間です。副作用に耐え切れず治療を断念する方も多いようですが、私は、治る過程と思うと前向きに続けることができました。

 

まれに、ニキビが悪化するケースもある

副作用の発現頻度としては非常に少ないのですが、ニキビが悪化することもあるようです。ニキビの治療で使った薬によってニキビが悪化するのは嫌ですよね。しかし、このような時も自己判断せず、医師に相談するようにしましょう。副作用の赤みが加わってニキビが悪化しているように見えている可能性もあります。

 

皮膚科によっても異なると思いますが、ディフェリンを使用すると最初は1週間に1回、そのうちに2週間に1回は通院することになります。通院のたびに医師が使用可能かどうかを判断してくれるので、心配なことがあればすぐに相談することが一番です。

 

先ほども紹介しましたが、今でも私は副作用が強く現れて化粧水もヒリヒリしてつけられないこともあります。そんなときは、ディフェリンの使用頻度を毎日ではなく、2日に1回にするよう医師から指導されます。

ディフェリンゲル使用中の注意点

ディフェリンゲルの使用については医師から指導をしっかり守りましょう。使い方を間違えると副作用が強く現れる可能性があります。

一日一回、夜に使用する

ディフェリンゲルは一日一回、就寝前に使用するよう用法が決められています。就寝前と言うと寝る直前のような気もしますが、夜の入浴後で肌がきれいな状態であれば問題なく使うことができます。

 

ディフェリンゲルを塗って良いのは目や口、鼻の穴の両端の膨らみ部分である鼻翼の周りを避けた顔だけです。使用量は人差し指の第一関節くらいの分量を顔全体に伸ばします。

 

顔以外にニキビがある方は他の部位にも塗りたくなりますが、顔以外の部位で臨床試験は行われていません。安全に使用するためにも使用方法を守りましょう。

 

効果を期待して一日二回塗りたくなりますが、副作用が強く現れる可能性があります。もし、前日に塗り忘れたとしても翌朝に塗って更に夜に塗ることは止めましょう。基本は一日一回の夜だけです。

保湿を徹底する

ディフェリンゲルを使用中はバリア機能が低下しているため、保湿は欠かせません。低刺激で敏感肌用の化粧品を使用しましょう。ピーリング剤や、脱脂力の強い化粧品を使用すると肌への刺激が増すために避けた方が良いと言われています。

 

私はディフェリン使用中に、マイルドな効き目のピーリング作用のある洗顔料を使用したことがあります。使用後しばらくしてから皮剥けが起きました。

 

自分では刺激を感じることもなく、皮が剥けてツルッとしたくらいにしか思っていなかったのですが、人から見るととても痛々しい顔だったようです。ディフェリンゲルの副作用が強く現れていたのかもしれません。

 

ディフェリンゲルは化粧水や乳液を使用してから塗ります。事前の保湿によって副作用の現れ方も違ってきます。化粧水であれば顔を優しく押さえるように肌に馴染ませると、肌への刺激も少なくて済みます。

日焼けをしない

ディフェリンゲルを使用中は皮膚がいつもより薄くなっています。紫外線を吸収しやすい状態であるため、ディフェリンゲルの副作用が強く現れることがあります。また、シミなどの肌老化の原因にもなります。

 

ディフェリンゲル使用中は日焼けをしないように注意しましょう。天候に関わらず、家の中にいても紫外線は届いているため日焼け止めは忘れずに塗ります。

妊娠の可能性・授乳中の方は使用しない

動物実験では飲み薬として飲ませたところ、催奇性の作用があると報告されています。外用薬で同じようなことが起きるとは限りませんが、安全性が確立されていないため、妊娠中や妊娠の可能性がある場合は使用してはいけないことになっています。

 

また、授乳中に使用する場合は授乳を避ける必要があります。こちらも動物実験で飲み薬を飲ませたところ、乳汁中に移行したとの報告があります。万が一、妊娠の可能性があるときや授乳中に使用する場合は医師の指示に従いましょう。

 

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