ニキビに有効なはずのトレチノインでニキビが悪化する理由

ニキビに有効なはずのトレチノインでニキビが悪化する理由

 

トレチノインは、ニキビ治療でよく使われる薬です。

 

しかし、ニキビに有効なはずのトレチノインを使用してニキビが悪化してしまった、という方もよく見かけますよね。

 

トレチノインを使って間もない時期にニキビが悪化する場合は、治る過程の一時的な症状ととらえられます。

 

ただ、原因が他にあるケースもあり、私自身も治療でトレチノインを使った時、ニキビが悪化して使用をストップした経験がありました。(この時は、ニキビ治療のためにトレチノインを使ったのではないのですが)

 

ピーリング作用もあり肌に負担をかけるトレチノインなので、使う際はかなり覚悟が必要だったのに、効果がなくニキビが悪化してしまえば、これからどのようにニキビを改善していけば良いの・・・と、不安になりますよね。

 

今回は、トレチノインでニキビが悪化する理由と、悪化してしまった時の対処法をまとめたので参考にしてください!

 

(written by 管理人ゆき/30代/敏感肌)

トレチノインでニキビが悪化する3つの理由

そもそもトレチノインがなぜニキビ治療に使われる?
ニキビは毛穴に皮脂が詰まって、アクネ菌が増殖することで起こります。つまり、毛穴に皮脂がつまらないようにすれば、ニキビを予防することができるというわけです。

 

ニキビ治療では、毛穴をつまらせない方法としてトレチノインが使われています。トレチノインは、ビタミンA誘導体の一つで、ターンオーバーを促進する効果がある薬です。

1 ターンオーバーが促進されてバリア機能が低下した

ニキビに有効なはずのトレチノインでニキビが悪化する理由

 

トレチノインがニキビ治療に有効と言われるのは、古い角質を剥がして毛穴のつまりを防ぐことができるからです。トレチノインにはピーリング作用があるため、ターンオーバーが促進されます。

 

肌のターンオーバーは通常28日周期ですが、トレチノインを使用すると2倍のスピードでターンオーバーが促進されるそうです。

 

ニキビのある肌が早く生まれ変わるので、すごいメリットですよね。

 

しかしこのメリットが逆にデメリットになることもあります。

 

デメリットというのは、ターンオーバーが促進された肌はバリア機能が低下してしまうこと。

 

バリア機能を果たしているのは、皮脂膜と天然保湿因子(NFM)やセラミドです。

 

皮脂膜は皮脂に汗が混ざったもので、肌の表面を覆う役割をしています。皮脂はニキビの原因だから悪者のような気もしますが、埃や雑菌から肌を守ってくれているのです。

 

ところが、バリア機能が低下した肌に皮脂膜はほとんどありません。守る役割を失った肌は自ら肌を守ろうと皮脂を過剰分泌させ、ニキビの原因になります。

 

皮脂膜を失った肌は水分が蒸発しやすくなり、乾燥してしまいます。肌の水分を保つセラミドなどが減少すると、肌はこれ以上水分を蒸発させないように角質を分厚くさせてしまうのです。

 

トレチノインを使用すると、バリア機能の低下によって皮脂の過剰分泌や乾燥が起こり、角質が分厚くなるためにニキビが悪化する、というわけです。

2 治る過程でニキビが悪化していた

 

トレチノインを使用すると、肌が慣れるまでは赤みや皮剥けが起きます。1〜2ヵ月も経てば落ち着いてきますが、避けては通れない過程です。

 

この時期は肌の代謝が徐々に上がってくる時であり、ニキビが一時的に悪化することもあります。

 

トレチノインを使用し始めて赤みや乾燥が現れ、ニキビが悪化してくると、自分には合わないと思うことがあります。ここでトレチノインの使用を中止すると、また振り出しに戻ります。

 

ターンオーバーが促進され、徐々に余分な角質が除去されている段階です。中途半端に行うと、余計に角質が分厚くなる可能性があります。時期が過ぎれば赤みや皮剥けはおさまり、ニキビもできにくくなってきます。

 

トレチノインを使用して間もない頃にニキビが悪化する場合、治る過程の一時的なものだと捉えましょう!

3 ニキビのできる原因(生活習慣・ホルモンバランス)が重なっていた

ニキビ治療で大切なことは、ニキビの原因を改善することです。皮脂の過剰分泌やターンオーバーの乱れの裏には、生活習慣やホルモンバランスの乱れなどが隠れていることがあります。

 

トレチノインを使用している期間は肌のバリア機能が低下し、敏感になっています。睡眠不足やストレスなどの原因が重なると、敏感な肌は影響を受け、ニキビが悪化することがあります。

 

私はニキビ以外の目的でトレチノインを使用していました。

 

その途中にストレスや睡眠不足が重なり、調子が良かったはずの肌に一気にニキビができるようになったのです。治っては消えるループの中から抜け出すことができなくなりました。

 

現在はトレチノインに似た作用を持つ薬「ディフェリン」を使って治療中です。トレチノイン程作用は強くなくても、皮剥けは起こり、肌が敏感になることがあります。化粧水でもしみるほど敏感な時と、生理前や睡眠不足などが重なると必ず炎症性の大きなニキビができます。

 

トレチノインでニキビが悪化した時の3つの対処法

ニキビに有効なはずのトレチノインでニキビが悪化する理由

 

トレチノインを使用中、ニキビを悪化させないためにはセルフケアで保湿とニキビの原因を改善することが大切です。

 

セルフケアでも改善しない場合は、迷わず医療機関を受診してくださいね。

1 保湿を十分に行う

トレチノインはいつも使っている化粧品と併せて使用することができますが、もしニキビ化粧品を使っているのであれば、保湿力が高いものを、またはニキビ化粧水+保湿乳液などの使用をおすすめします。

 

私は、今、トレチノインと同じような働きをするディフェリンを使用しながらニキビ化粧品を使用しています。それにより肌がしみることもあるので医師に相談したところ、いつものニキビ化粧品を使用して問題ないが、保湿をしっかりするように指導されました。

 

トレチノイン使用中は皮脂膜や天然保湿因子、セラミドが減少するため、肌が乾燥します。乾燥を改善するには保湿が一番です。乾燥しているため、油分の多い化粧品をたっぷり使いたくなりますが、まずは肌に水分を与えましょう。

 

水分を補う化粧水は肌に存在している天然保湿因子やセラミド配合の化粧品がおすすめです。

 

元々肌に存在するものであるため、肌が敏感になっている時でも安心して使用することができます。化粧水で補った水分を逃さない程度に少量の油分で保湿すると良いでしょう。

セラミド・天然保湿因子配合のスキンケアコスメ

 

大人ニキビや肌荒れに悩んだ女性が立ち上げたブランド「ETVOS(エトヴォス)」は、肌の基礎力を高めるスキンケア商品を取り揃えています。

 

化粧水、美容液、乳液すべてに肌バリアに不可欠なセラミドと天然保湿因子が配合されています。さらにモイスチャライジングクリームには、ニキビに良いといわれるホホバオイルが配合されています。

 

保湿専用のラインですが、こってりしすぎず、肌に必要な水分をきっちり入れられるシリーズでした。

 

内容

  • モイスチャライジングローション(化粧水)
  • モイスチャライジングセラム(美容液)
  • モイスチャライジングクリーム

 

私は、生理前に絶対できる顎ニキビにエトヴォスを使ったところ、いつもの顎ニキビが出来ずお肌が柔らかくなりました..!エトヴォスの使用感などの口コミを見る>>

 

2 ニキビの原因(生活習慣)を改善する

 

トレチノイン使用中は肌が敏感な上、ニキビの原因が重なると悪化することがあります。ニキビの原因は睡眠不足やストレス、食生活の乱れなどが考えられます。自分の思い当たる原因を振り返り、改善していくことが必要です。

 

私は、生理前になるとニキビができるのですが、同じタイプの女性も多いと思います。

 

生理前にできるニキビはホルモンバランスの乱れによるものなので、仕方がない部分もあります。しかし、少し気をつけるだけでもニキビを悪化させないようにすることは可能です。

 

便秘解消のために発酵食品や食物繊維を多めに摂り、血行を促進するために身体を温めるように心がけましょう。

 

参考:ビタミン豊富な食べ物や発酵食品でニキビ対策

3 1と2を行ってもニキビが悪化し続ける場合、医療機関を受診する

トレチノインを使用中、セルフケアをしてもニキビが悪化するようであれば医療機関を受診しましょう。

 

トレチノインを自己判断で使用している場合、医療機関の受診を躊躇う方もいるかと思います。

 

お医者さんから注意されるかも、と思うと病院へ出向くのは勇気がいりますよね。

 

しかし、トレチノインは副作用が現れるほど強い薬であるため、自己判断で使用し続けることは危険です。仮に自己判断で中止をしても色素沈着となって跡が残る可能性もあるため、将来の美肌のためにも、お医者さんに診てもらうようにしてくださいね。

 

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